西横浜国際総合病院2016.9 UP
<病院概要>
昭和62年、社会福祉法人・医療法人横浜博萌会を設立。昭和63年、西横浜国際総合病院が開設され、平成12年に、セコム株式会社と提携。セコム提携グループ病院として、急性期から在宅まで、シームレスなサービスの提供により、地域に貢献することを目指しています。病床は188床で4病棟(一般病棟2・回復リハビリ病棟・地域包括ケア病棟)となっています。総職員数は420名で看護職員は144名余りが配置されています。当院の付属施設として、居宅介護支援事業の西横サービスセンター・健康管理センター・人工透析センター・在宅医療センターがあります。関連施設として、訪問看護ステーションにしよこはま・高齢者福祉センター特別養護老人ホームしらゆり園・情緒障害児短期治療施設横浜いずみ学園・子どもの虹情報研修センターがあります。
<病院の理念>
安心・安全の医療 ~患者様と共に~
・良質な医療の提供
・地域医療への幅広い貢献
・生命と人権の尊重
<看護部の理念>
患者様も私たちも納得の看護
<手術室の紹介>
手術室チームは、麻酔科医1名・看護師8名(師長を含む)・看護補助者2名(サプライ業務を担当)で構成されています。昨年度、手術室未経験者の看護師を迎え、今年度も新卒新人看護師が1名が配属されました。手術室経験年数が下がることで、質が落ちないよう教育を充実していくと共に、チームで補えるようコミュニケーションを大切にしています。スタッフ全員が手術室看護を行いたく、配置を希望されたスタッフです。熱意・意欲を持ったスタッフが集まっていますので、10名と少ない人数ではありますが、活気にあふれた職場と思います。
手術台は3台で運営しています。昨年より手術件数は減少傾向にあって、962件(前年度より-173件)でした。外科・整形外科・耳鼻科・泌尿器科・眼科・脳外科・内科の手術が行われます。手術の半数は、整形外科の外傷による骨折が中心で、大腿骨頚部骨折に対する人工骨頭置換術や髄内釘、上腕骨骨折、人工膝関節置換術などの手術となっております。外科の手術は消化器で2割位となっています。他院からの紹介が多くなった耳鼻科、眼科の手術が増えてきています。
手術室の看護師は、病院の理念である「安心・安全の医療」の提供を目指し、自分たちができることやるべきことの実践に日々努めています。術前オリエンテーションや手術前訪問で、患者様とのコミュニケーションを大切にし、安心して手術が受けられるよう働きかけています。また、手術を受ける患者様の多くは、高齢者で合併症の既往を持っています。朝に行っているミーティングで、注意点や問題点の再確認を行い、対策や方法を話し合って、手術が安全に行われるためにきめ細かな配慮と準備・環境整備に心がけています。継続看護が提供されるよう、手術中の記録について病棟とより意見をもらい検討し改定してきています。
今後も、より良い看護が提供できるよう、一人ひとりが自己研鑽に努めレベルアップしていきたいと思っています。
日本手術看護学会 関東甲信越地区
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