＜理念＞

　医療を通じて社会に貢献する

＜基本方針＞

　1.医療と社会貢献に対する使命感と誇りを持って研鑚に努めます
　2.最良の医療を患者さんの側に立って提供します
　3.明日の医療を担う人材を啓発・育成します

＜標榜科＞

　内科・呼吸器内科・消化器内科・循環器内科・血液腫瘍内科・腎臓内科・糖尿病内科・内分泌内科・外科・内視鏡外科・乳腺外科・整形外科・脳神経外科・泌尿器科・眼科・耳鼻咽喉科・救急科・皮膚科・婦人科・血管外科・放射線診断科・放射線治療科・病理診断科・麻酔科・リハビリテーション科・歯科・歯科口腔外科

＜病床数＞

　285床

　1947年に海軍の軍医であった方が三菱電機の医療機関として始めたという「三菱大船診療所」が前身であり、2010年に社会医療法人の認定を受けて「社会医療法人財団互恵会 大船中央病院」となりました。地域に密着した病院、地域の中核病院として2次救急から在宅・訪問医療・看護までの役割を担っています。
看護部では、看護師ひとり一人が、自己の役割を果たし、質の高い医療と看護の提供に努めています。また看護師として、患者さんにもっとも近い位置で、患者さんに寄り添う専門職として「医療を通じて社会に貢献する」という大船中央病院の使命のもと、よい職場環境を築き、看護部全体で患者さんに個別性の高い看護の提供を目指しています。

～看護部　概要～

＜看護部の理念＞

　心に寄り添った、安全・安心な介護を提供します

＜手術室の基本方針＞

　全ての手術が安全かつ円滑に行われるようにする

＜手術室の特殊性＞

　手術室数：4室
<平成29年度>
　年間手術件数：2,098件　　月平均手術件数：約174件　
　診療科別手術件数
　　外科：268件　　乳腺外科：383件　　整形外科：171件　　泌尿器科：327件　　
　　眼科：868件　　呼吸器科：35件　　口腔外科：45件　　麻酔科：1件

　手術室は、西館の6階に位置し、サプライと同じフロアーにあります。対象手術は、外科・乳腺外科・呼吸器外科・整形外科・泌尿器科・眼科・口腔外科の7診療科です。また、緊急手術に対しては、常勤麻酔科医師4名と共に看護師もオンコール体制によって24時間臨めるように備えています。
　当院で行われている手術内容は、外科手術では、胃切除・大腸切除などの他に鼠径ヘルニア手術や虫垂切除の手術を行っています。また、胃癌や大腸癌の手術では腹腔鏡下で行う手術がほとんどですが、最近では腹腔鏡下にて鼠径ヘルニア根治術も行っています。乳腺外科では、温存療法を中心に乳房切除後の自家組織または人工乳房による再建術、人工透析用のシャント造設を行っています。整形外科の手術は、外傷による骨接合術や人工関節置換の手術も行っています。泌尿器科では、前立腺肥大症や膀胱腫瘍に対し経尿道的に切除を行う手術や男性不妊に対する精索静脈瘤や精管形成手術も行っています。眼科は、白内障や網膜剥離、硝子体出血の手術を行っており、口腔外科では、麻酔科管理下で埋伏歯の抜歯術や舌腫瘍切除などの手術を行っています。
　手術前の患者はとても不安になり、多くの方が緊張された状態になります。その中で私たち手術室スタッフは、常に安全で安心して手術が受けられるように思いやりの心をもって看護を行っています。そして手術は多くの医療者が関わりますが、中心にいるのは患者であることを忘れずに、手術室看護師は術中言葉を発することができない患者の代弁者となれるよう日々心がけています。また、チームワークを持って円滑に手術が進むよう、医師・コメディカル・スタッフ間のコミュニケーションを良好に保ち、患者が安全に手術を受けられることを大切に考えています。
　サプライでは、専門的知識を持った滅菌技士が2名おり、滅菌手順の徹底と注意事項を守り、確実な滅菌物を提供できるように心がけています。