第24回学会 ↓

第24回学会(2013年) 開催報告

第24回日本手術看護学会関東甲信越地区学会

「第24回日本手術看護学会関東甲信越地区学会」が、6月15日パシフィコ横浜アネックスホールにて開催されました。来賓に、神奈川県看護協会会長 平澤敏子様、日本手術看護学会理事長 菊地京子様をお迎えし、手術看護をみんなで考える良い機会となりました。
 今回の地区学会テーマは「考えよう!周手術期管理チーム」です。昨年まで取り組んできた「他職種との連携」から、チームの重要性に着眼し、このテーマとしました。午前中の研究発表では、8演題の口頭発表と8演題のポスター発表がありました。


 午後の特別講演では、土藏愛子先生に「手術室におけるコミュニケーションの技」というテーマで講演していただきました。
 シンポジウムでは、学会テーマである「考えよう!周手術期管理チーム」について4つの施設からのシンポジストの発表後、それぞれ意見交換がされました。周手術期管理チームについて、みんなで考える機会を得ることができました。
 参加者は約700名、非会員の参加も約250名ありました。
 今年度参加できなかった方、来年度はぜひ参加して下さい。




学会に参加して

とちぎメディカルセンター 下都賀総合病院 浅井 清美


 示説発表での参加となりました。昨年度からの継続で、小児手術看護に当たる手術室看護師の意識について研究を続けてきました。小児手術看護は小児本人はもちろん、保護者にも関わるものです。麻酔科医師や担当医師、手術室看護師・病棟看護師・外来看護師がチームとなることで、その不安をより軽減させることが出来ると考え、プレパレーションの導入や術前訪問の意識付けなどについて研究を行いました。今回の質的研究は手術室業務を行う中でのデータ収集やカテゴライズは大変ではありましたが、分析を行うことでそこに潜んでいる問題点や実施後の効果などが明らかとなるため、有意義なものになりました。今後もより良い周手術期看護が出来るよう、研究に努めていきたいと思います。
 また、各病院での口演やポスターセッションは発表の仕方、ポスター展示の方法など、病院ごとの特色が出ており、どのように発表すれば分かりやすいのかなどに気付き、学会に参加することで、新しい知識、気付きを得ることが出来ました。



長岡赤十字病院 宮本 和子


 シンポジウムでは、周手術期管理チームのあり方やシンポジストの施設の取組みの発表を聞き、周手術期管理チームの重要性について改めて考える機会となりました。
 自施設では、麻酔科医師による術前外来は開設されていますが、周手術期管理チームの立ち上げや手術室看護師参加の術前外来は行われていません。私は認定を取得後、消化器外科病棟で3年間勤務した経験があります。その中でも、印象に残っている出来事があります。ある患者さんが外来で外科医師からインフォームドコンセントを受け、手術をするという意思決定をされ、その2か月後の手術前日に予定入院されました。その患者さんは幾度も医師に術前説明を希望されました。出棟間際まで強い不安を抱かれていた様子で、家族も別人をみるかのように戸惑っていました。私は、外来でのインフォームドコンセントの場面や自宅待機の間に、患者さんにもっとできることがあったのではないかと思いました。その時に感じた無力感は決して忘れられません。
 手術室には2名の認定看護師が活動しています。外来運営の現状や問題、手術室看護師のマンパワー不足の問題等を明確にしながら、周手術期管理チームの構想を実現していきたいと考えています。








日本手術看護学会 関東甲信越地区
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